イタリア・ヨーロッパで良い食材を買いたいなら○○マークをチェック?!

イタリア豆知識

ちょっとお高いヨーロッパ旅行に行ったら、「現地のおいしい食材をお土産にしたい」って思っちゃいますよね?!ちょっと奮発して、高級チーズ、オリーブオイルなんかを買いたくなる人も多いと思います。

そんなとき…「いったい何をチェックすればいいの?」なんて迷うことありませんか?

高いモノを買うからには、良いモノを選びたいですよね。

今回はヨーロッパ、イタリア食材の品質を保証するマークをまとめていきます。

〇本物が買いたいなら、まずはココ!~EU食材の認定マーク~

ヨーロッパ食材が好きな人は、もしかしたら見たことがあるかもしれません。この3つはEU圏内でつかわれている品質・原産地の保証マークです。

〇「PDOマーク」:原産地を保証するマーク

みなさん、「パルメザンチーズVSパルミジャーノ・レッジャーノ」や「スパークリングワインVSシャンパン」はなにが違うか分かりますか?

この2つは食材がつくられた場所によって、呼び方が厳しく制限されているのです。

食材のなかには「名前自体がブランド」になっているモノがありますよね。

日本でいうと「松坂牛」「神戸牛」は世界でも有名ブランド食材です。生産者にとっては、食材が有名になるのは良いことですが…問題は「ブランド名」をつかった偽物品が出てきてしまうこと…。質の悪い偽物はブランドイメージを壊してしまいます…。これは生産者にとっても、わたしたち消費者にとっても大問題ですよね。

「PDOマーク」は「原材料がその土地でとれたモノ」であることを保証するマークです。正式名称は“Protected Designation of Origin”(指定された場所で生産された製品)

「パルミジャーノ・レッジャーノ」はイタリアのエミリア・ロマーニャ地域で生産されたチーズのこと、「シャンパン」はフランスのシャンパーニュ地方で作られた発泡ワインだけに「PDOマーク」がつけられるのです。

「お土産で買ったつもりが…じつは別な場所が生産地だった…」なんて失敗がおきないように、要チェックのマークです。

〇「PGIマーク」:決められた製造法でつくられたことを保証するマーク

「ある食材でも、生産者によって味が違う…」なんてこと、ありますよね。

そんなブランド食材の品質の違いを減らすために、製造法を厳しく定めることでブランド価値を守る方法があります。

「PGIマーク」は「決められた伝統的な製造法」を守っていることを保証するマークです。正式名称は”Product geographical indicated”です。

厳しい製造方法の規則を守って、第3者機関のチェックを受けて、正しくつくられたモノにだけ与えられます。つまり、いい加減なつくりかたをしている偽物ではないことを保証してくれているのです。

〇「TSGマーク」:伝統製法をまもっている認定マーク

ヨーロッパの魅力の1つといえば、その多彩な歴史ですよね。食材そのものだけではなく、伝統製法にこだわっていることを保証するのが「TSGマーク」です。正式な名称は”Traditional Speciality guaranteed”(伝統的な名産品保証)。

昔ながらの方法で、決められた食材をつかって生産されていることを保証してくれます。このマークの特徴は、素材の原産地は地元でなくてもよいこと。地域の食材というよりは、「伝統を守ってつくる」ことを重要視しています。

昔ながらの、変わらない味を食べたい人は「TSGマーク」をチェックしてみてくださいね!

〇イタリアの食品認定マークはたくさん…

イタリアにとって、食品産業は大切な産業の1つ。そして、食品認定マークは地域・州・団体ごとにたくさんあります。農産品の品質認定団体(GlobalG.A.P)でいうと、日本が1団体であるのにたいして、イタリアは…なんと!…16団体!!(2019年度)

そんなにたくさんあったら、正直いって消費者は大変ですよね。もはや、なにがどう違うの…??って感じなのでは…。

しかし、ここではイタリア食材認定マークの要チェックなところだけまとめてみました。

〇「DOPマーク」:特定原産地を保証するマーク

イタリアの伝統食材について、品質管理がしっかりされて、指定の地域でつくられたことを保証するマーク。正式名称は”Denominazione D’Origine Protetta”(原産地統制呼称)ようするに…「PDOマーク」のこと!

なんで同じ意味のマークがあるの…って思うかもしれませんが、EU圏内では「PODマーク」を母国語にして使っているそうです。消費者がわかるようなマークを付けるのが大切だからですね。

イタリアワイン、バルサミコ酢、チーズ、ハチミツ…などなど、167品目の食品とイタリアワインが認定を受けています。(2020年10月現在)

〇「IGPマーク」:決められた製造法でつくられたことを保証するマーク

こちらもイタリアバージョンの製造法を保証するマーク。EU認定でいう「PGI」のことですね。食品の昔ながらの特徴を守って、指定された地域でつくられたことを保証します。正式名称は”Indicazione Grografica Protetta”(保護指定地域の呼称)です。

イタリアの昔ながらの味を楽しみたい人は、このマークを要チェックです。

〇まとめ

認定マークはわたしたち消費者には大切な目印です。外国語で、情報が少ないなかで、良いモノを選ぶときには大活躍しますね。とはいえ、一番大切なことは、自分の舌で味わって好きな商品を選ぶこと。認定マークのついていない小さな農家の商品でも、おいしいものがたくさんありますよ。ヨーロッパは色んな食文化、食材がたのしめる地域です。観光はもちろん、その土地のおいしいものをたくさん味わってくださいね。

この記事がみなさんの参考になると嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

【参考資料】(最終閲覧日:2020年10月11日)

・GrobalG.A.P/ https://globalgapsolutions.org/services/integrity-program/integrity-report/training/#Approved%20CB

・European commission/ https://ec.europa.eu/info/index_en

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