地中海地域のハーブまとめ

イタリア豆知識

わたしの留学しているパドヴァには、世界遺産である最古の医療用ハーブ植物園” The Orto Botanico di Padov”があります。商業港ベネチアから入ってきた世界中のハーブを栽培し、医学や生物学の発展に貢献してきました。今は街の観光地の1つになっています。

今回はヨーロッパの生活に欠かせない、地中海地域のハーブについてまとめていきます。

〇ジュニパーベリー:”Juniper berry”

ジュニパーベリーはブルーベリーのような見た目をしています。最初のうちは緑色をしていますが、約18か月もかけて濃いブルーに熟していきます。お肉料理のスパイスとして、北は北欧からドイツ、オーストリア、チェコ、ポーランド、北イタリアなどでよく食べられています。味はそのまま食べると苦いです。乾燥させたり、料理のアクセントとして、香りを楽しむ食材です。オランダで17世紀につくられたお酒、ジンの香りづけにも使われています。昔は、避妊薬として使われていたという話も…。もちろん、根拠のない古い言い伝えのようなものですが…。

〇オリーブ:” Olea europaea”

イタリア、スペイン、ギリシャ、トルコ…地中海地域で大切な食材といえば、オリーブ!そのまま食べるのはもちろん、オリーブオイルとしていろんな料理に使われています。

オリーブの名前の由来は、ラテン語でオリーブの木、果実という意味の“ŏlīva”や、古代ギリシャ語からきているといわれています。ずっと昔から、オリーブは地中海地域の生活になくてはならないものでした。

オリーブの木はとっても長生きです。クロアチアにあるオリーブの木は、樹齢1600年といわれていて、毎年オリーブの実をつける現役選手。およそ2000年は生きるといわれるオリーブの木は、地中海地域の歴史を象徴する植物なのです。

〇ピスタチオ:” Pistacia”

ピスタチオも地中海地域にはなくてはならない食材です!今では中国からヨーロッパ、北アメリカ、メキシコまで、たくさんの地域で生産されています。

ところで、ピスタチオって木になる木の実だって知っていましたか?コーヒー豆のように赤い実をつける植物です。

ピスタチオはそのまま乾燥させて食べるのも美味しいですが、イタリアではジェラート、お菓子、料理のトッピングなんかにも使われています。

〇イナゴマメ:” Ceratonia”

聞きなれない名前の豆かもしれませんが、地中海地域では大切な食材の1つでした。細長いさやのなかには、黒い果肉と種がつまっています。果肉はほんのりと甘いので、砂糖が使われる前は、イナゴマメの実をかわりにしていました。ユダヤ教では祭日に食べられたり、イスラム教ではラマダーンの時期にイナゴマメの飲料を飲んでいたといわれています。

イナゴマメは食品添加物や化粧品、飼料なんかにつかれれています。いろんな場所で活躍する働きものの植物です。

〇ローズマリー:” Rosmarinus officinalis L.”

料理、ハーブティーなど、日本でも親しまれている有名なハーブ、ローズマリーも地中海地域でとれます。爽やかな香りでリラックスさせてくれるこのハーブは、抗炎症作用、抗菌作用、腫瘍を防いだり、解毒作用なんかも期待されています。

今では世界中で栽培されていて、地中海地域から世界に飛び立ったハーブの1つです。

〇タイム:” thyme”

シソ科のタイムも地中海地域のハーブの1つです。古代エジプトでは、ミイラを保存するための防腐剤として使われていたようです。ギリシャ人はお香や入浴剤として、タイムを楽しんでいました。ローマ人はタイムの香りを部屋のお清めに使っていたそうです。

今では煮込み料理、スープ、お肉料理など食用として使われています。フランス料理では、タイムは欠かせないスパイスです。

アロマオイル、香料など、楽しみかたはいろいろ。ぜひ、みなさんも生活に取り入れてみてくださいね!

〇まとめ

地中海地域のハーブ、いかがでしたか?!ヨーロッパでは、ハープは生活に欠かせないモノです。日本でも少しずつハーブが親しまれるようになってきましたよね。このブログでもヨーロッパのハーブ活用法を紹介していくので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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