最近は牛乳の代わりに、豆乳、アーモンドミルク、ココナッツウォーターなどなど。
ナッツを使った飲料をよく見かけるようになりました。
地中海ダイエットでも、ナッツは大切な食品です。
なんとなく健康に良さそうな気がするナッツ類は、一般的にビタミンEが豊富です。
今回は、そんなビタミンEについて考えていきたいと思います。
ビタミンEは4つのトコフェロールと、4つのトコトリエノールの総称です。
〇ビタミンEってなに?
それぞれ、頭にα-、β-、γ-、δ-がついて区別されていますが、いちばん反応性に富んだα-トコフェロールが体内のビタミンEの対部分を占めています。
食品では、植物油やナッツに多く含まれています。
〇ビタミンEの効果【抗酸化作用】
ビタミンEの効果はシンプルに1つ。抗酸化作用です。
私たちの体の細胞は、脂肪とタンパク質で出来た膜に覆われています。
ビタミンEは細胞膜に存在して、活性酸素のダメージから脂肪を守る役割をしています。
〇注意点
ビタミンEは、普段の食事から十分にとれると言われています。
しかし、欠乏症、過剰症ともにまだ十分なデータが得られていません。
動物実験の範囲では、不足すると不妊、筋肉の障害、溶血性貧血の可能性があるそうです。
また、脂質に溶けやすいビタミン(脂溶性ビタミン)なので、脂肪の吸収に問題がある人は摂取量に要注意です。
ビタミンEのサプリメントを使った研究結果は、冠動脈疾患予防に対して効果があったとするものもあれば、全く効果がないとする報告もあります。
さらには、かえって死亡率を増加させるとする報告まで様々。。。
食事から必要な量が取れると考えられているので、バランスよく食品を選んで、食べ物から十分な量を摂っていきたいですね。
〇一日にどれくらいとればいいの?(目安量)
ビタミンEの目安量は、目安量:男性 6.5 mg/日、女性 6.0 mg/日です。
〇食材
・アーモンド:20粒(24g)(7.1mg)
・アーモンドミルク(200mlパック):1本(10.0mg)
・こめ油:大さじ2(6.1mg)
・紅花油:大さじ2(6.5mg)
・ひまわり油:大さじ2(9.3mg)
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【参考文献】(最終閲覧日:2020年4月16日)
・日本人の食事摂取基準(2020年版)定検討会報告書
・総説 ビタミンEおよびその類縁化合物の抗酸化作用,二木鋭雄
・MedlinePlus, Vitamin E

・The Office of Dietary Supplements, Health Information, Fact Sheet for Health Professionals
(Updated: February 28, 2020)
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