美肌のための食事法

栄養学のきほん

皮膚の老化は10代後半から、ゆっくりと進んでいくといわれています。美肌は普段の生活から。今回は美肌と食事についてまとめてみました!

☆この記事のポイント☆

1、知っておきたい肌のきほん

 肌の細胞は28日で生まれ変わる

 歳をとると生まれ変わるサイクルが乱れて老廃物が溜まる

⇒シミ、シワ、ガン できもの

2、肌にはビタミン補給が重要

 ビタミンA:丈夫にする、うるおい

 ビタミンC:コラーゲンのモト、ハリや美白

 ビタミンB:新しい細胞を作る

 ビタミンE:血行を良くする

3、美肌は1日にしてならず

 腸内環境を整えて、老廃物を出しやすい環境を作る

 脂質の取り過ぎは、皮脂が毛穴を詰まらせて、菌が繁殖、ニキビの原因に

・野菜・果物をたくさんとろう:ビタミンC、食物繊維、脂質の吸収

・乾燥を防ぐ:乾燥によって皮膚が厚くなる。化粧水、保湿はしっかり

・睡眠はしっかりと

・紫外線対策

1、知っておきたい肌のきほん

 肌の細胞は28日で生まれ変わるといわれています。古いものから、新しい細胞へ常に生まれ変わっているのです。しかし、この循環も永遠ではありません。歳をとると生まれ変わるサイクルが遅くなったり、乱れて老廃物が溜まってしまいます。その結果、シミ、シワ、ガンやできものなど、良くない症状が出てきます。

〇肌の構造

 わたしたちの肌は大きく分けて3層になっています。外側から「表皮」「真皮」「皮下組織」です。そのなかでも表皮は一番外側の肌で、紫外線や乾燥、熱、摩擦、化学成分など、つねにダメージを受けやすい環境にあります。

わたしたちが目で見える「お肌=表皮」は、角質細胞層という一番外側の肌のことです。ここにある細胞は、最終的に角質(垢)としてはがれていきます。新しい肌細胞は、基底細胞層というところで生まれます。新しい細胞が次から次へと生み出されて、古いものはどんどん外側(角質細胞層)へ押し出されていきます。新しい細胞が出来て、古い細胞が垢としてはがれてなくなるのサイクルを「ターンオーバー」といいます。「ターンオバー」は外の刺激を受けやすい手や額で早く、背中やお腹の肌ではゆっくりと行われています。

また、この層にある色素細胞は「メラニン」という色素を作っています。色素を作って、紫外線・日焼けから肌を守る一方、シミの原因にもなってしまいます。

表皮の下にあるのは、「真皮」とよばれる層です。ここは肌の弾力やハリに関わっています。「真皮」の細胞の間は、コラーゲンやヒアルロン酸といった、肌の固さに関わるもので埋め尽くされています。この層のバランスが崩れると、肌の弾力が失われてシワ・たるみ等の皮膚の老化に関わる症状がみられます。

一番下には「皮下組織」という脂肪細胞で出来た組織があります。ここの層の厚さは年齢、普段の食事内容によって違ってきます。脂肪の形でエネルギーを貯めたり、体温を維持したり、外からの衝撃から体を守るクッションのはたらきもしています。

どの層もそれぞれに大切な役割があって、そのバランスが肌の健康を守るためには大切です。

2、肌にはビタミン補給が重要

美肌には適切な栄養素の補給が必要です。ここでは、肌に関わるビタミンをまとめてみました。

ビタミンAコラーゲンの再構築:
人体のたんぱく質の約30%はコラーゲンといわれています。骨や皮膚に弾力を持たせて、衝撃からからだを守っています。ビタミンAはコラーゲンの再構築を助けて、肌を丈夫に、ハリをもたらしています。
ビタミンCコラーゲンのモト:
潤いやハリのあるお肌にはコラーゲンが欠かせません。ビタミンCはコラーゲンを作るために必要なビタミンです。
抗酸化作用:
紫外線のダメージから肌を守ります。シミや肌の老化を防いで、美白をもたらします。
ビタミンBビタミンB群は新しい細胞をつくる時に必要なビタミンです。この群に含まれるビタミンは、体内酵素をサポートする役割をしています。ビタミンB群が不足すると、新しい細胞をつくるリズムが乱れてしまいます。
ビタミンE酸素や必要な栄養素が肌の細胞届けるため、血行を良くします。また、ビタミンCの効果を助けるという働きもしています。

3、美肌は1日にしてならず

 美肌を手に入れるためには、普段の生活を見直してみましょう!

*腸内環境を整える:腸内環境を整えて、老廃物を出しやすい環境を作ってあげましょう

*脂質の取り過ぎは避けましょう:皮脂が毛穴を詰まらせてしまい、そこに菌が繁殖することがあります。ニキビの原因になることも?!

【美肌のためのライフスタイル】

・野菜・果物をたくさんとろう:

野菜はビタミンC、食物繊維をたくさん含んでいます。食物繊維は脂肪の吸収を抑える働きもあるので、ダイエット効果も期待できるかもしれません。

・乾燥を防ぐ:

乾燥によって皮膚が厚く・固くなることがあります。洗顔後は化粧水、保湿はしっかりしましょう。

・睡眠はしっかりと:

 肌の「ターンオーバー」のリズムを保つためには、睡眠をとり、ストレスを減らすことが重要です。休息もしっかりとるようにしましょう。

・紫外線対策:

紫外線は肌のシワ・シミの原因になります。日差しの強い初夏~夏は、紫外線対策をしましょう。

〇まとめ

暑くなるこの季節、わたしたちの肌はダメージ・ストレスにさらされています。

食事やライフスタイルを工夫して、肌に優しい生活を心がけていきたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました!

【参考資料】(最終閲覧:2020年7月19日)

・新版 栄養成分の事典/則岡孝子監修/株式会社新星出版/2008年12月25日

・基礎化粧品と皮膚(1)/ 高橋 元次/ 化粧品講座(第Ⅱ講)

・The Journal of Clinical and Aesthetic Dermatology Topical Vitamin C and the Skin: Mechanisms of Action and Clinical Applications/ Firas Al-Niaimi, Nicole Yi Zhen Chiang/ 2017 Jul; 10(7): 14–17.

・Office of Dietary Supplements Health Professional Fact Sheet on Folate / https://ods.od.nih.gov/factsheets/VitaminE-HealthProfessional/

・厚生労働省「e-ヘルスネット」/ https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-011.html

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