貧血はどうして起きるの?メカニズムと対策

貧血は体のすみずみに酸素が行きわたらないことによって起きる症状です。

立ちくらみ、顔色が悪い、だるさ、気持ち悪いなど、様々な症状があります。

〇体に酸素が行きわたるしくみ【運び屋の赤血球】について学ぶ

人の血液の役割の一つは、体中に酸素を運ぶことです。その役割を担うのが赤血球です。名前からもわかるように、血液の赤い色はこの赤血球のおかげです。

赤血球は体内の運び屋です。赤血球に含まれるヘモグロビンは、肺で酸素と結びつき、体中の隅々にある細胞に酸素を届けます。細胞で使い終わった酸素は、二酸化炭素となり、赤血球が回収して、肺から体の外へ排出します。

赤血球は骨髄骨で作られて、その寿命は約120日。永久に存在できるわけではないのです。なので、貧血の人は赤血球が不足していて、体の細胞が十分に酸素を取ることができません。作るための材料を、沢山毎日とっていくことが大事です!!

〇赤血球を作るために必要な栄養素・食品成分

貧血予防のための栄養素・食品成分は3つ。

・鉄

・ビタミンB12

・葉酸

【 鉄 】

赤血球にはヘモグロビンとよばれるたんぱく質からできています。このヘモグロビンは鉄を含むたんぱく質で、酸素とくっつきやすい性質があります。この性質のおかけで、肺から吸収した酸素を体中に届けることができます。

【ビタミンB12、葉酸】

どちらも赤血球をつくるために必要なビタミンです。不足すると赤血球のDNA合成が上手くいかずに、異常に大きいサイズの赤血球になってしまいます。その結果、細い血管を通り抜けたり、上手く体に酸素を届けることができなくなります。

〇どんな食材を食べればいいの??

・レバー

・赤身肉(ヒレ肉など)

・納豆

・ほうれん草 など

一般的に、動物性食品を食べると良いと言われています。

いちばんのおすすめは、「レバー」。生物は腸からとった栄養素をまずは肝臓に運びます。そこから、体の細胞に栄養素を届けています。そういうわけで、「レバー(肝臓)」は栄養素が多く蓄積された部位になるわけです。また、鉄分は赤身に多い傾向があります。

ビタミンB12は動物性食品にふくまれ、野菜にはほとんどありません。一方、葉酸は肉、卵、野菜など様々な食品に含まれています。特に、緑黄色野菜に多いです。

〇運動習慣をつけて、血液循環をよくするのもおすすめ

よくスポーツ選手が「高地トレーニング」をしていますよね!これは、体が環境に適応する特性をいかしたトレーニングです。酸素濃度が低い場所で運動することによって、赤血球をたくさん作るようになります。酸素をたくさん取り入れやすくすることで、運動能力を上げます。適度な運動は酸素の必要性を上げて、赤血球の生産を促します。

無理のない範囲で、健康維持のために運動も取り入れてみてくださいね!

〇まめ知識

余談ですが、生の赤いお肉を焼くとグレーっぽい色に変わりますよね。これはヘモグロビンが熱によって変化するために起きる減少ですまた、古くなったお肉が茶色くなってしまったりしますよね・・・これもまた、ヘモグロビンが酸化して茶褐色のメトヘモグロビンになるために起きること

料理の世界には沢山の化学が潜んでいるのが面白いですよね。

〇まとめ

なにを隠そう、私も貧血に悩まされたことがあります。女性の場合は特に、月経によって鉄分を失いやすい体質にあります。赤血球の生成サイクルから、鉄分をとってもすぐに解決は難しいです。普段からの食習慣、運動習慣を整えるのがいちばんの解決策です。

未来の自分のために、今から健康にいい生活を心がけていきたいですね。

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