
ヨーロッパの食べ物はおしゃれで、ゴージャスで、多種多様で…グルメな日本人にとっては、魅力的な観光地の1つだと思います!食べモノの歴史はとても古く、ローマの時代から、生きるために必要な行為としてではなく、心を豊かしに、生活を楽しむために「食卓」は娯楽として親しまれてきました。そして、ヨーロッパの食べ物について学ぶときに、必ず出会うであろう「スローフード」。
イタリアの小さな町から始まった、世界的に有名で、影響力の大きい活動です。今、持続可能な発展・SDGsをテーマに、企業・国が様々な取り組みを行っていますが、食の分野での先駆者でもあります。
そのスローフード協会が作った大学が
「食科学大学」
食べ物を中心として、経済・環境・教育を学ぶ、新しいタイプの私立大学です。
専門知識を学ぶ1年・2年Masterのコースがあります。イタリアの大学院には2種類のタイプがあるのですが、前のページに詳しく書いているので、参考にしていただければと思います!
食科学大学は年に数回オープンキャンパスを開いています。学校の雰囲気を掴むためにも、ぜひ行ってみなくては!?という事で、2019年に参加したオープンキャンパスについて、共有していきたいと思います!
オープンキャンパスに参加登録
学校のウェブサイトから登録します。詳しい案内等がメールで送られて来るので、要確認です!
食科学大学までの行き方
最寄りの空港はトリノです。飛行機は乗り換えが必要で、私は次のルートで行きました!
飛行機移動
羽田空港⇒フランクフルト(ドイツ)⇒トリノ(イタリア)
トリノ市内へはエアポートバスを使います。ただし、チケットを買うのに大行列…。飛行機から降りたらなるべく早くチケットを買いましょう!
電車移動
トリノ⇒ブラ
チケットは券売機で買えます。心配な時は、チケットカウンターで確認しながら買うと、駅員さんが電車のスケジュールや乗り場も教えてくれるので良いと思います!
バス移動
バスの停留所名が分からなかったので、運転手さんに指差し確認をしていました。乗り過ごし防止にぜひご参考に!!
ブラ(バス停 P.za Rome)⇒食科学大学(最寄りのバス停 P.za Vitt. Emanuele)
イタリアのローカルバスは本数が少ないので、私は前日に現地入りして、大学構内のホテルLA CORTE ALBERTINAに滞在しました。(ちなみに学校の周りにはあまりお店やレストランがありません。ご飯の確保は要注意です。)
学校の構内には、食科学大学のレストランもありますが、要予約です!!私は予約なしでいったので、入れませんでした…
オープンキャンパス当日
まずは、受付でチェックインをして全体のレクチャーを受けます。小さな学校なので、目の前で有名な学長のお話が聞けたり、貴重な体験が出来ます。
次にキャンパスツアー。現地の学生が説明しながら学校案内をしてくれます。
学科の説明会。各学科の代表の先生の話が聞けます。質問もガンガンしてOK。
ホールでの学科相談。学生ブース、学科のブースなど、聞きたいことがあればここでどうぞ!

交通ルートは事前によく調べておくと良いと思います。特にローカルバスは路線が難しいので…私は乗り過ごしてしまい、現地の優しいイタリア人カップルに駅まで送ってもらうというハプニングをやらかしているので…
イタリア人も学生さんたちも、皆さんとにかく優しくて、何かあると声をかけてくれたり、ヘルプしてくれるので恥ずかしがらずに聞いてみると良いと思います。
素敵な学校なので、ぜひオープンキャンパスも行ってみてください!!
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